今年初めての模型誌作例制作のお知らせ [模型]
今年初めてのお仕事ということで、2月26日発売のモデルカーズ275号の巻頭特集「日本車で振り返る平成、始まりの頃」に使用します、アオシマ1/24スケール、トヨタ・セルシオを担当いたしました。
ベストなプロポーションの平成元年登場の初代セルシオ前記型を作るため、アオシマのボディにタミヤのボディのリア周りや細部パーツを移植してチャレンジしてみたとですよ。
ボディカラーはグレイッシュローズマイカメタリックトーニングGということで、カタログに1枚だけ載っている写真(ネットで検索しても全然ヒットしなかったのねん)を参考に調色しました。
そんなこんなで完成しました1台、皆様にはどのように見えますでしょうか?
誌面に掲載されている写真をみると、やっぱり細部の詰めが甘いなぁ、と自分の未熟さを感じてしまいます。まだまだ精進が必要です。
以前製作しましたレクサスLSと一緒に。
そんな私の作例はともかく、平成元年という「国産車のビンテージ・イヤー」に登場したクルマの素晴らしい作例がたくさん載っている1冊、ぜひお買い求めください。
model cars (モデルカーズ) 2019年4月号 Vol.275
- 作者:
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2019/02/26
- メディア: 雑誌
フジミ模型 1/24インチアップディスクシリーズ04 セルシオC TYPE '89
- 出版社/メーカー: フジミ模型(FUJIMI)
- メディア: おもちゃ&ホビー
タミヤ 1/24 トヨタ セルシオ (1/24 スポーツカー:24096)
- 出版社/メーカー: タミヤ
- メディア: おもちゃ&ホビー
1/24 ザ・ベストカーGT No.54 UCF11 セルシオ '92
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社
- メディア: おもちゃ&ホビー
年を挟んでお手軽にクルマ模型を作る [模型]
昨年5月の静岡ホビーショーで発表されたアオシマさんの「楽プラ」シリーズのトヨタ・2000GT。その時発表されたキットの中で一番発売を楽しみにしていた商品でしたが、昨年末の12月下旬に店頭に並びましたので、早速2つ買ってきました。
購入したのは「ペガサスホワイト」と「サンダーシルバー」の2つ
楽プラということで、パーツは少なめ。室内は実にフロアとハンドルの2パーツのみ!
まずは昨年末に、ペガサスホワイトの方をこのシリーズの方針に従い、無塗装で完成する方向で組んでみました。
ボディはパーティングラインを削った後、その部分を耐水ペーパーとコンパウンドで磨きまして、ホイールアーチの部分のみ薄々攻撃を仕掛けました。
窓枠はメッキのシールが用意されていますがそれは使わず、筆塗りでフラットブラックを室内を含め塗った後、ハセガワトライツールのミラーフィニッシュの細切りを貼ることで仕上げます。
ホイールはメッキが掛かっていましたが、キッチンハイターでそれを落とし、これも筆塗りでメタリックグレーを塗装することでフィニッシュとさせていただきました。
ヘッドライトカバーとフェンダーミラーは組んでいる途中にポロポロ取れてくるのでこれらのみ瞬間接着剤で固定とさせていただきました。
というお手軽制作で実質半日で完成した2000GTですが、皆さんいかがでせうか?
次に年も明けて、サンダーシルバーの方も作りだしました。
こちらの銀色のボディはウェルドとかメタリックのムラが目立つように感じたこともあり、ボディパーツのみ塗装したとです。まずはホワイトの時と同様、ボディの下地作りから始めます。
ボディのパーティグラインをヤスリやカッターで落とし、
ヤスリで傷の付いた箇所を耐水ペーパーやコンパウンドで磨いてピカピカにします。そしてフェンダーの部分は薄々攻撃を仕掛けます。
ここまではホワイトでも行った作業ですが、こちらは塗装のことも考えて筋彫りをスジボリ堂のタガネで深くします。
普通(?)のキットを作るときは、ボディ表面にヤスリをあてて足付けをしつつプラサフを吹いて中研ぎをし、ボディ色を塗るという工程を取ることが多いのですが、こちらは楽プラということで塗装工程も簡単にします。(それもあり、ヤスリの跡は耐水ペーパーやコンパウンドで磨き、無加工部分と表面を揃えたとです。)
塗装色は以前仕事で制作した2000GTに使ったゴールドメタリックをエアブラシで吹きました。
その上にガイヤのEXクリアーを数回吹いて1日乾燥。
1500番の耐水ペーパーで塗装面の細かい凸凹を切削し、ホルツの液体コンパウンドで磨きました。
私はあまり艶は追求しません(ホルツの液体コンパウンドも3本セットのうち一番荒い「細目」のみ使用)ので、ここまでピカピカになれば御の字です。
室内は前述したとおり2パーツ、ドア内張りやダッシュボードは1つに成形されたパーツを折り曲げて仕上げます。
キット付属の木目の部分のシールを貼って、
折り曲げれば完成です。
ホイールはメッキパーツで、シールを貼って仕上げるとのことですが、細かなモールドもありシールを貼るのも勿体ないので、塗装で仕上げます。メッキを落とし、プラサフを吹いた後、メタリックグレーを塗ります。
ぢつはホワイトを制作する際はメッキを落とすのにキッチンハイターを使いましたが、正直あまり落ちず、なんでかなと思い、こちらはまずラッカー薄め液に付けましたところ、そちらの方が劇的に取れました。皆様のご参考までに。
あとはホワイトの制作時と同じに、室内や窓枠をセミグロスブラックを筆塗りし
メッキ部分はハセガワトライツールのミラーフィニッシュの細切を窓枠の曲線に合わせて貼り付けます。
エンブレム等はキット付属のシールを貼り付けます。
こちらは約3日で完成です。
昨年末制作したペガサスホワイトと並べます。
1/32スケールという大きさもあって、数があるとなんとなく嬉しいのは私だけでしょうか?アオシマさんには新旧色々なクルマを「楽プラ」にして発売して欲しいです。
購入したのは「ペガサスホワイト」と「サンダーシルバー」の2つ
楽プラということで、パーツは少なめ。室内は実にフロアとハンドルの2パーツのみ!
まずは昨年末に、ペガサスホワイトの方をこのシリーズの方針に従い、無塗装で完成する方向で組んでみました。
ボディはパーティングラインを削った後、その部分を耐水ペーパーとコンパウンドで磨きまして、ホイールアーチの部分のみ薄々攻撃を仕掛けました。
窓枠はメッキのシールが用意されていますがそれは使わず、筆塗りでフラットブラックを室内を含め塗った後、ハセガワトライツールのミラーフィニッシュの細切りを貼ることで仕上げます。
ホイールはメッキが掛かっていましたが、キッチンハイターでそれを落とし、これも筆塗りでメタリックグレーを塗装することでフィニッシュとさせていただきました。
ヘッドライトカバーとフェンダーミラーは組んでいる途中にポロポロ取れてくるのでこれらのみ瞬間接着剤で固定とさせていただきました。
というお手軽制作で実質半日で完成した2000GTですが、皆さんいかがでせうか?
次に年も明けて、サンダーシルバーの方も作りだしました。
こちらの銀色のボディはウェルドとかメタリックのムラが目立つように感じたこともあり、ボディパーツのみ塗装したとです。まずはホワイトの時と同様、ボディの下地作りから始めます。
ボディのパーティグラインをヤスリやカッターで落とし、
ヤスリで傷の付いた箇所を耐水ペーパーやコンパウンドで磨いてピカピカにします。そしてフェンダーの部分は薄々攻撃を仕掛けます。
ここまではホワイトでも行った作業ですが、こちらは塗装のことも考えて筋彫りをスジボリ堂のタガネで深くします。
普通(?)のキットを作るときは、ボディ表面にヤスリをあてて足付けをしつつプラサフを吹いて中研ぎをし、ボディ色を塗るという工程を取ることが多いのですが、こちらは楽プラということで塗装工程も簡単にします。(それもあり、ヤスリの跡は耐水ペーパーやコンパウンドで磨き、無加工部分と表面を揃えたとです。)
塗装色は以前仕事で制作した2000GTに使ったゴールドメタリックをエアブラシで吹きました。
その上にガイヤのEXクリアーを数回吹いて1日乾燥。
1500番の耐水ペーパーで塗装面の細かい凸凹を切削し、ホルツの液体コンパウンドで磨きました。
私はあまり艶は追求しません(ホルツの液体コンパウンドも3本セットのうち一番荒い「細目」のみ使用)ので、ここまでピカピカになれば御の字です。
室内は前述したとおり2パーツ、ドア内張りやダッシュボードは1つに成形されたパーツを折り曲げて仕上げます。
キット付属の木目の部分のシールを貼って、
折り曲げれば完成です。
ホイールはメッキパーツで、シールを貼って仕上げるとのことですが、細かなモールドもありシールを貼るのも勿体ないので、塗装で仕上げます。メッキを落とし、プラサフを吹いた後、メタリックグレーを塗ります。
ぢつはホワイトを制作する際はメッキを落とすのにキッチンハイターを使いましたが、正直あまり落ちず、なんでかなと思い、こちらはまずラッカー薄め液に付けましたところ、そちらの方が劇的に取れました。皆様のご参考までに。
あとはホワイトの制作時と同じに、室内や窓枠をセミグロスブラックを筆塗りし
メッキ部分はハセガワトライツールのミラーフィニッシュの細切を窓枠の曲線に合わせて貼り付けます。
エンブレム等はキット付属のシールを貼り付けます。
こちらは約3日で完成です。
昨年末制作したペガサスホワイトと並べます。
1/32スケールという大きさもあって、数があるとなんとなく嬉しいのは私だけでしょうか?アオシマさんには新旧色々なクルマを「楽プラ」にして発売して欲しいです。
青島文化教材社 1/32 ザ・スナップキットシリーズ トヨタ 2000GT ペガサスホワイト 塗装済みプラモデル 05A
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- メディア: おもちゃ&ホビー
青島文化教材社 1/32 ザ・スナップキットシリーズ トヨタ 2000GT ソーラーレッド 塗装済みプラモデル 05B
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- メディア: おもちゃ&ホビー
平成31年あけましておめでとうございます [御挨拶]
もう日が暮れましたが、皆様おけましておめでとうございます。
今年も自作デカール印刷用の旧マックさんだけが、私に祝いの言葉をかけてくれます。
そんな私にもありがたいことに同窓会のお声がかかるわけで、年末の12月30日は名古屋に行ってきたとですよ。
JR名古屋駅のコンコースはそんな人で一杯でおます。
会の始まる時間より少し早く来て、名古屋駅界隈を徘徊したのはここだけの秘密。
酔っ払って帰り道に乗った近鉄特急はビスタカーでした。こいつは嬉しい。
んで、今年の元日は午後から外に出て、近くの神社に初詣しつつ昔通っていた高校の辺りまで歩いて徘徊してきました。初日の出は見ようともしない自堕落な私ですが、初夕暮れのヤコブの梯子を観ることができましたゑ。
神様が降りてくるかもしれない光の梯子ですが、降りてこられる神様の姿がMr.オクレさんしか浮かばない私は果たして幸せになれるでせうか?
そんな私ですが、皆様生暖かい眼で見守ってやってくださいまし。
今年も自作デカール印刷用の旧マックさんだけが、私に祝いの言葉をかけてくれます。
そんな私にもありがたいことに同窓会のお声がかかるわけで、年末の12月30日は名古屋に行ってきたとですよ。
JR名古屋駅のコンコースはそんな人で一杯でおます。
会の始まる時間より少し早く来て、名古屋駅界隈を徘徊したのはここだけの秘密。
酔っ払って帰り道に乗った近鉄特急はビスタカーでした。こいつは嬉しい。
んで、今年の元日は午後から外に出て、近くの神社に初詣しつつ昔通っていた高校の辺りまで歩いて徘徊してきました。初日の出は見ようともしない自堕落な私ですが、初夕暮れのヤコブの梯子を観ることができましたゑ。
神様が降りてくるかもしれない光の梯子ですが、降りてこられる神様の姿がMr.オクレさんしか浮かばない私は果たして幸せになれるでせうか?
そんな私ですが、皆様生暖かい眼で見守ってやってくださいまし。
2018オートモデラーの集いin名古屋に行く(その2) [模型]
色々なジャンルの模型の展示会がありますが、カーモデルのそれは比較的人の入りと作品数が多い傾向があるように感じます。なかでもこのオートモデラーの集いin名古屋は最大級ではないかと思います。見るだけでもそうですが、制作者にお話しを聞くことで模型に関する色々なことが学べます。皆様も各地で開催される展示会を観に行かれる事と、できれば作品を持ち込んで参加されることをお勧めします。
それでは続きです。
2輪はフィギュアと絡めた作品が多かったです。
バスやトラックもあったり
建機もありまする。
国産車は新旧様々なものが、
外国車も以下同文。
ダイオラマもあったりして。
あ”、私は4つ程持ち込ませていただきました。
こんな素晴らしい作品を沢山見せていただいた時間も午後4時で終了となりました。毎年このような有意義な場を設けていただく主催3倶楽部の皆様にはありがとうございます。
おしまい
それでは続きです。
2輪はフィギュアと絡めた作品が多かったです。
バスやトラックもあったり
建機もありまする。
国産車は新旧様々なものが、
外国車も以下同文。
ダイオラマもあったりして。
あ”、私は4つ程持ち込ませていただきました。
こんな素晴らしい作品を沢山見せていただいた時間も午後4時で終了となりました。毎年このような有意義な場を設けていただく主催3倶楽部の皆様にはありがとうございます。
おしまい
2018オートモデラーの集いin名古屋に行く(その1) [模型]
もう1ケ月前の話ですが、11月25日の日曜日に愛知県長久手市のトヨタ博物館新館にて開催された、オートモデラーの集いin名古屋に参加してきました。
なんかここ数年の開催の際は、開場の午前10時には入り口に入場待ちの列ができ、遅れて来場なんてすると作品を展示する場所の確保に苦労する程なのですよ、奥さん。
だから個人的には、ダイオラマは良いとしてもやたらと面積を食う展示台とかは遠慮して欲しいと思うのよねん。
ですので、トヨタ博物館の机をあるだけ集めた会場に、これでもかとばかりに作品が並ぶ風景にはリアルガチで圧倒されるとです。
近年、日本各地でオートモデラーの集いは開催されていますが、それらの元祖と言っても華厳の滝ではないこのイベント。
んなわけで
オートモデラーの集いin横浜を主催される(株)日産オートモーティブテクノロジーさん。
(2019年は3月2日(土)に開催予定)
四国オートモデラーの集いを主催される高松ニッパーズさん。
(2019年は3月24日(日))に開催予定)
関西オートモデラーの集いを主催される水曜倶楽部さん。
(2019年は8月25日(日)に開催予定)
東海地方だけでなく、大阪、四国や関東方面からの参加者も多く来られる大イベントになっているとです。
そいでもってこれだけの作品が集まりますと、クルマに関するあらゆるジャンルの模型が観られるわけでございます。
フォーミュラーカーもあったり
レースカーやラリーカーもあったり
長くなりそうなので続く。