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こないだの続きを歩く [まいまい]

日曜日はメガーヌが車検からあがってきたので、
引き取りに行ったその脚で名古屋に出かけました。

先月瀬戸線の廃線跡を観に行きましたが、
今回はその時行けなかった区間を徘徊してみることにしました。

前回と同じコインパーキングにクルマを止め、同じ起点からスタートです。

nagoya5477s.jpg

1月前は工事が始まったばかりで現地はまだ準備の段階でしたが、
法面に土が腹付けされていて様子が変わっております。

nagoya5348s.JPG
そのときの画像はこちら

修景化して堀の中を散策ができるようにでもするのでせうか?

前回はここから北(瀬戸市方向)に向かいましたが、
今回は外堀通りを西方向に向かうとです。

nagoya5479s.jpg
ここを電車がくぐっていったのかな?

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ちょうど大津通の大津橋をくぐってすぐ、大津町駅があったところには、
堀にあるホームに下りる階段が残っているとです。

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お堀に沿ってどんどん西に進んでいきます。
現在お堀の中はヒメボタルの生息地となっていて、
その保全に努めている場所のひとつになっています。
そんなわけで、ここを線路が走っていたという雰囲気は感じられませんなあ。

nagoya5489s.jpg

複線で運営されていた瀬戸線ですが、本町橋をくぐるところだけは
この古い橋に敬意を表した(?)のか、架け替えることもなく単線分の空間しかありません。
さて、どうしていたのでせうか?

素人の私は
①のように当然ポイントを介して橋の下は単線で通すと考えてしまいますが、
実際は②のような「ガントレット」と呼ばれる
複線を重ねたような単複線という、とても珍しい形態を採っていたそうです。

guntret.jpg

私は「ガントレット」と聞くとクリント・イーストウッドの映画を思い出してしまいますが。

そして伏見通りを越え、ちょうど愛知県図書館の近くに
終点の堀川駅があったとです。

nagoya5495s.jpg
現在は駐車場として使用。

nagoya5496s.jpg
左側の段がホームの跡かな?

nagoya5497s.jpg

駅の名前のとおり、このすぐ近くには堀川が流れています。
昔は堀川の船運と鉄道が連携して瀬戸で作られた陶磁器を運んでいたのでしょうなあ。

nagoya5504s.jpg

んで堀川を渡ると円頓寺商店街があります。
なんとなく往時の名古屋の人の流れがみえてくるでおます。

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キャラハン

ガントレットと言えば私もクリントイーストウッドですね。。。(^-^*)

by キャラハン (2010-02-24 21:19) 

タナヤン

キャラハン様
やっぱそうですよね〜。
けど日本の鉄道でガントレットというと
まず瀬戸電がでてくるそうで、
世界が変われば基準も変わる(?)ということで。
by タナヤン (2010-02-28 00:42) 

emu310

ガントレットって初めて知りました。分かりやすい図解ですね。
映画も知りませんでした。
検索して両方わかりました。
瀬戸線、乗ったことがあるような気がします。「え」っと驚くような緑色の小さい電車でした。41年前。
by emu310 (2010-03-02 06:51) 

opas10

ガントレットのわかりやすい解説ありがとうございます。なんだかプラレールみたいな運行形態ですね。そして円頓寺商店街もシブイですね~。
by opas10 (2010-03-03 21:45) 

タナヤン

emu310様
私は去年初めて瀬戸線に乗ったと言う位の似非鉄道ファンなのですが、
知り合いの少し年上の方には
通学にこの廃線区間を利用したという話を聞きました。
車体が緑色というのはまた昔の話ですねえ。すごいです。
by タナヤン (2010-03-04 00:44) 

タナヤン

opas10様
おそらくポイント切り替えとかの手間を省くための
対処だったのでしょうねえと勝手に想像してしまいますが、
プラレールというよりはケーブルカーの昇り降りの交換場所を
連想しました。

円頓寺商店街はちょっと(いやかなり)寂れた雰囲気が
たまらんのですが、お店の人にとっては
そんな感慨にふけっているわけにはいかんのですよね。
by タナヤン (2010-03-04 12:55) 

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